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あなたが不動産を売却しようと検討されるとき、

まず「売主」になるという認識を持つことが大切です。

では、売るものは?

そう、あなたの不動産です。

このあなたの不動産はこれから売る商品です。

不動産を売却するときには、「あなた=売主」であり、「あなたの不動産=商品」であることをまず認識しましょう。


商品とは、「売り買いする品、売り買いされる品」のことです。

あなたの不動産も売り買いするという意味では商品と言えます。

また、商品は暮らしの中で人の欲求を満たすモノです。

 

学生時代「マズローの欲求5段階説」を学んだことを覚えているでしょうか?

第一階層の「生理的欲求」は、生きていくための基本的・本能的な欲求(食べたい、飲みたい、寝たいなど)。

この欲求がある程度満たされると次の階層「安全欲求」を求めるようになります。

第二階層の「安全欲求」には、危機を回避したい、安全・安心な暮らしがしたい(雨風をしのぐ家・健康など)という欲求が含まれます。

この「安全欲求」が満たされると、第三階層である「社会的欲求(帰属欲求)」(集団に属したり、仲間が欲しくなったり)を求めるようにます。

ここまでの欲求は、外的に満たされたいという思いから出てくる欲求(低次の欲求)で、これ以降は内的な心を満たしたいという欲求(高次の欲求)に変わります。

「社会的欲求」の次に芽生える欲求は、第四階層である「尊厳欲求(承認欲求)」(他者から認められたい、尊敬されたい)です。

そしてその「尊厳欲求」が満たされると、最後に「自己実現欲求」(自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなど)が生まれます。


購入希望の方が、不動産という商品を購入することよって欲求を満たすことができると思って頂けたときに、購入の決断をされます。

つまり、買主様は自分の欲求を満たすことができない不動産を購入することはありません。

購入希望の方によっては、安全な暮らしをしたい「安全の欲求」かもしれないですし、

同じくらいの生活レベルの方達が集まるこの地域に暮らしたい「社会的欲求(帰属欲求)」かもしれないですし、

誰もが羨む素敵な不動産を所有しているという「尊厳欲求(承認欲求)」かもしれないですね。

いわば、あなたは不動産という商品でこの欲求を満たす売主になるのです。

 

そして、不動産は高額商品です。

高額な商品を売るからには責任を持つ必要があります。

責任意識の高い売主様は、情報提供の質がよく、対応も迅速。購入希望の方の欲求を満たすのが上手です。

売主としての責任意識をもつということは、不動産売却のときの大きなコツのひとつです。

 

お買い得を感じてもらうコツ→